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by mujyuuryoku

カテゴリ:嘘読書感想文( 4 )

激化した夫婦ゲンカが火種となり、
ついには内戦状態に突入してしまった高島家の激戦を描いた架空戦記物の第4巻。

いままでは女房軍が1階と階段、2階寝室を占領し圧倒的優位に立っていました。
旦那軍は下水線を断たれ窓から用を足すという悲惨な状態だったのですが、
給与の振込口座を自分のものに移すことで女房軍の補給戦を分断する事に成功。
劣勢に立たされた女房軍はへそくりで買ったバッグを質に入れ急場をしのぎ、
その後パートに出ることでなんとか物資は確保できたものの、
その隙に2階を完全に旦那軍の占領下に置かれたというのが前巻までのあらすじ。

今回はリビングのテレビ前に孤立したイギリス軍を救うために、
アメリカ軍特殊部隊が女房軍の領土を突っ切り、
2階の中立勢力、章吾君の部屋に逃げ込むまでのストーリーなんですが、
本当に戦争物としては読み応えがあっておもしろかったです。
すさまじい対空砲火の中、庭にパラシュート降下。
縁側要塞に潜入し超巨大砲を爆破。
地雷原を抜けてコタツ下にある中立勢力タマ領での束の間の休息。
わずかに生き残ったイギリス軍と合流を果たすものの、
夕食のさばの味噌煮をちらつかされ裏切る仲間たち。
女房軍の追撃を受けながらもどうにか2階にたどり着いたアメリカ軍の前に立ちはだかる、
旦那軍機甲師団の姿……

印象に残ったのはアメリカ軍特殊部隊のノーマン大佐と旦那との会話。
「どうして……どうしてこんな戦争を続けるんだ!」
「いつかまた元のように戻れる……そう信じていたのだよ、私も妻もな。思えば早いうちに離婚しておれば良かったのかもしれん。だがもう遅い。事態は私と妻の手を離れ、独り歩きを始めてしまったのだ」
なんか切ないですよね。
本人たちとの思惑とは別に、周りが盛り上がってしまい、
いつのまにか戦争にまでなってしまた。
最初は奥さんが友達を連れて来たりとかしてたレベルだったんですが、
この家の地下に油田が埋まっていると知りアメリカや中国、ロシアが参戦。
それを狙ったテロリストなんかも集まり、
40年ローンの新築は泥沼の戦場と化してしまいました。
つーか日本は情けないね。
早い段階で混乱を収めていればここまでややこしいことにはならなかったのに。
まあでも「どうしてこんな戦争を続けるんだ!」とかアメリカが言うなって話ですがw

でも怖いですね。
常任理事国同志の利害がぶつかったら国連が機能しないっていのが良くわかります。
それにしても旦那が「肉じゃがの味付けが濃い」って言っただけでこんなことになるんじゃ、
ちょっと結婚したくなくなりますよ。

はい、せーの!
『おまえ彼女すらいないだろー!』
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by mujyuuryoku | 2007-09-25 22:54 | 嘘読書感想文

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おとといの嘘読書感想文の記事で

スキルカード
「神の右手(激レア)」
「悪魔の左手(激レア)」
「宮崎牛(ミディアムレア)」

とか書いたけど、
宮崎牛のどこがスキルなんだよってツッコミが僕の第5人格から発せられました。
あいつのツッコミ、マジかみそり級。

一見、「激レア」「激レア」の流れから「ミディアムレア」って言いたくなって、
そんなこと考えずに書いてしまったんだろうと思われがちですが、
宮崎牛は立派なスキルですよ。
四つんばい状態になると牛のように何事にも動じなくなるスキルで、
防御力は2倍、牛フェチ系男優への攻撃力も2倍になるカードなんです。
もう宮崎牛だけに、「肉欲」溢れる男たちからすれば垂涎のカードなんですよ。

個人的には「悪魔の左手」のほうがどんなのか気になるダンディーでした。
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by mujyuuryoku | 2007-09-20 22:39 | 嘘読書感想文
ついに出ました、世の男性の中で爆発的な人気を誇る対戦型カードゲーム、
『エロキング』のガイドブックです。
有名女優と定番コスチュームを組み合わせたガチデッキが強すぎて「オワタ!」とか言われてたこのゲームですが、
まったく思いもよらなかったカードの組み合わせが紹介されていて、
今後のエロキングプレイヤーの戦法が大きく変わりそうです。
アイテムカード「フライパン」とかスキルカード「左手は添えるだけ」とか、
いったいどう使うんだろうと思ってたんですが、
まさかあんな風に使うとは……
これで僕のB級女優デッキでもなんとか勝てそうです。

一番助かるのは全カードがレア度付きで紹介されていることですね。
いままで基準がわからなかったんでカード交換とかしにくかったんですが、
これでエロキンガーたちといろいろトレードできそうです。
ところで誰か「北川絵美(女優カード)」交換してくれません?
やっぱB級女優ばっかだとここぞのときに爆発力に欠けるんで、
1枚入れておきたいんですよね。
こちらがダブってるレア目のカードは以下のとおりです。

アイテムカード
「業務用コンドーム」
「フリスク」
「活きのいいタコ(激レア)」

スキルカード
「神の右手(激レア)」
「悪魔の左手(激レア)」
「宮崎牛(ミディアムレア)」

シチュエーションカード
「埼京線」
「突然、妹ができた……(激レア)」
「始発の埼京線(激レア)」

女優カード
「あいだもも」
「ビビアン・スー」
「全裸運動会の障害物競走で2着の子(激レア)」

それにしてもこのゲームのカードをコンプしてる人とかいるんですかね?
カード一覧の部分だけで広辞苑並みのページ数があるんですが……

とりあえず公衆の面前でトレード話するのはやめましょうね、エロキンガーのみなさん。
「俺の染み付きのパンティーいらない?」
「じゃあ俺の極太バイブと交換してよ」
とかいう会話が耳に入ってくると「やめてくれ~!」って思いますよ。
ん…!?
もしかしてエロキングの話じゃなかったりするのか…!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
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by mujyuuryoku | 2007-09-18 21:41 | 嘘読書感想文
かつて最高のおかずとして他の追随を許さなかったエビフライ。
しかし今では「あったらちょっと嬉しい」程度の存在。
お弁当のスペシャルゲストとして生活は維持しているものの、
エビフライは何か物足りない日々を送っていた……


そんなエビフライの哀愁がひしひしと伝わってくる小説でした。
僕らはその日の気分でおかずを選んだりしていますが、
選ばれる立場のおかずたちには彼らなりの苦悩があるんですね。

親友であるキャベツとのケンカ、
とんかつソースとタルタルソースの間で揺れる恋心、
メインとして引っ張りだこのハンバーグへの嫉妬心……

おかずは種類があればあるほど良いと思ってた自分が恥ずかしいです。


「俺の尻尾は飾りじゃねえ! 食べ物だ!」
「油っぽいんじゃない! 湿気てるんだ! ご飯のやろうのせいでな!」
「もう、戻れないのかな。揚げたてのあの頃には……」
等、さまざまな名台詞が出てくるこの小説ですが、
僕の心に一番響いたセリフは
「衣がなくても、俺のことエビフライだと認めてくれるか?」
ですね。
人は自分がここは誰よりも優れていると思える部分を多少なりとも持っているかと思いますが、
はたしてそれがなくなったとき、
自分がいままでと同じように人から愛してもらえるのかと不安になったりするはずです。
でもそれを恐れて分厚い衣をつけて見た目だけ魅力的にしても、
結局は誰にも愛してもらえないんですよね。
単純なメッセージではあるんですが、
エビフライ目線で語られる事によってすごく新鮮な……いや、揚げたてな印象を受けました。


ただ僕はエビが好きではないんで、次回作はカニ天ぷらでお願いします。
というわけで『黄昏のエビフライ』はダンディー書房より定価300万円で受注販売中!
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by mujyuuryoku | 2007-09-16 02:32 | 嘘読書感想文