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by mujyuuryoku

大江戸悪戯画報

時は江戸。

月明かりと犬の遠吠えだけが支配する時刻。

5第将軍綱吉の寝所に迫る黒い影。

装束に身を包んだ忍者だ。

忍者は綱吉が布団で寝息を立てていることを確認すると、

その枕元にある戸棚を物色し始めた。

ふと、畳の上におちょこが転がっている事に気づく。

忍者はそれを慎重に持ち上げると、

自分お口元へと近づけた。

だがそのとき・・・

「な、なにやつ!」

綱吉が目を覚ましたのだ。

しかし忍者はそれに動じるふうもなく、にやりと笑った。

「で、であえ! 曲者じゃ!」

綱吉の声に、何人もの人間が部屋に突入してきた。

だが彼らは武士ではなく、手には紙と筆を持っていた。

「な、なんじゃこれは・・・」

呆然とする綱吉を見ながら、忍者はおもむろに懐から赤い兜を取り出し、

それをかぶった。

そして腰に差していた看板を取り出し綱吉に見せ付ける。

そこには赤地に白い文字で『ドッキリかわら』と書かれていた。

「うそー、ドッキリ!? ちょー信じらんないんだけど!」

驚く綱吉。

「いやー、綱吉ちゃんかわいい寝顔でしたよ。ところで、なにか告知があるんですって?」

忍者は筆を向けてインタビューを始める。

「あ、はい。今度『生類憐れみの令』っていうお触れを出します。みんな、従ってね!」

「はい、それではカワラに向かって、例の一言お願いします」

「大成功!」

ちゃ、ちゃちゃちゃん!
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by mujyuuryoku | 2007-04-19 21:28 | おすすめ日記